福祉・医療

失語症の人が通所するB型作業所の紹介

 

 精神障碍、知的障碍、発達障碍などを対象とした障碍者事業所は多く存在します。一方で視覚障碍、聴覚障碍者などを対象とした障碍者事業所は非常に少なくなっています。(サポートの難しさから、支援に乗り出さないものと思われる)

 

 今回は稀有と思われる失語症の障碍者を対象とした、B型作業所を簡単に紹介していきたいと思います。

 

 失語症とは高次脳機能障害の一種で、脳卒中などにかかり、読む、書く、聞く、話すといった部分に支障をきたすことをいいます。程度はそれぞれによって異なり、長い話をできる障碍者(何をいっているのかはよくわからない)も存在するようです。

 

 作業所においては教材を利用者で作って、全国的な販売を行っています。カレンダーといった日常的なものから、失語症ならではの商品も含まれています。

 

 失語症であっても、社会に貢献してみたい。そう思う方は、事業所を一度見学してみてはいかがでしょうか。福祉施設を利用することで、誰かの役に立てると思います。

 

失語症の人を対象とした障碍者施設を下記に記します。

 パソコン工房ゆずりは(東京都杉並区1-20-15)

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者にとって健常者はクラッシャーみたいなもの
  2. 土曜や日曜にデイケアを利用してみよう
  3. 躁鬱病の躁状態だから、普段より成果が出るとは限らない
  4. 障碍者の雇用保険(失業給付)
  5. 仕事のヒントになるサイト
  6. 兵庫県の障害手帳(取得条件など)
  7. A型作業所の給料、B型作業所の工賃はどれくらいなのか?
  8. 重度障碍者が国政の場で働く

おすすめ記事

榊原哲也『医療ケアを問いなおす-患者をトータルに見ることの現象学』(ちくま新書):ケアを考えるシリーズ2作目

現象学的な視点のすすめ著者は哲学の一分野である現象学を専攻する学者で、タイトルからも分かるように…

『記憶』―リセットが出来たらどれだけいいだろうー

記憶喪失になって…全て…リセットしたい。…

≪クリスマスシーズン・プレゼントにもおすすめ≫
初心者でも簡単に作れるハンドメイドアクセサリーの作り方♪

最近流行しているハンドメイド作品。自宅で過ごすことが増えた為、趣味として始める方が増加しておりますね…

障碍者同士が尊重し合うのは困難を伴う

 A型作業所、B型作業所、就労移行施設などで、互いのことを尊重しようというフレーズを…

【海外ニュースウォッチ】ビデオゲーム大手の誤算【第二回】

海外のニュースから、筆者が気になったものをピックアップしてわかりやすくお届けしていま…

新着記事

PAGE TOP