喫煙率は年々低下傾向にある。
厚生労働省のデータによると、昭和40年時点では男性の80%がタバコを吸っていた。5人に4人はタバコを吸っていたことになる。
女性は当時においても喫煙率は低く、15%程度となっている。男性には受けていたものの、女性には馴染んでいなかったことになる。定着しなかった理由についてはよくわからない。
男性の喫煙率は年々減少し、近年では30%を切ることとなった。全盛期からすれば三分の一まで落ち込んでいる。女性については全体で一割を切るようになった。
タバコ人数の減少は社会全体の健康ブームに加え、金銭的な事情も含んでいると思われる。昔はお手頃価格だったタバコは、相次ぐ増税によって500円近くまで上昇した。嗜好品として楽しむには、高すぎると思われるようになったのかもしれない。一ヶ月で15000円はかなりきついといえる。
一箱1500円時代に突入すれば、喫煙率は10%を切るかもしれない。喫煙をしないものからすれば、嫌な匂いを嗅がなくてすむので、どんどん値上げしてタバコ社会を断ち切ってほしいと切に願う。非喫煙者からすれば麻薬と同じで、所持するだけで犯罪にしてもいいのではないかとすら思ってしまう。
http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html
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文章:陰と陽