時事問題

コロナであっても学費を免除しない姿勢

 

 早稲田大学はコロナウイルス状況下であっても、学費を減免しない姿勢を打ち出した。

 

 コロナなのだから学費を減免しろという意見もある中、堂々とした意見をいえるのはすごいと思う。

日本人は体裁を気にするあまり、本音をあまり口にしない。

 

 コロナで授業料を払えないから減額してほしいというのは、社会感覚においてないかなと思う。あらゆる事態を想定して、入学後の段取りを整えて置く必要があったのではなかろうか。一つの挫折で狂ってしまうのであれば、最終的にどこかで躓くことになる。一時的な延命にすぎない。

 

 大学はそもそも義務教育の場ではない。当然のように授業を受けられると考えている、学生の思考回路はどうかしているのではなかろうか。お金を払えなくなれば、退学するのは当然だと思う。他人に責任を擦り付けようとしている時点で、見苦しいといわざるを得ない。

 

 近年では主張はするけど、責任を取らないという最低な人間も増えた。自己保身をしないと生きられない社会になってしまったこともあるのだろうけど、人間の質は確実に下がっている。

 

 日本人のレベルの低下をはっきりと示す意味において、学費の問題は有用だったといえそうだ。

 

*私は奨学金を1円も借りなくとも(アルバイトもしない)、4年間の授業料及び下宿代を負担するだけの資金を祖父が賄ってくれました。それゆえ、苦学生のことについてはわかりません。

 

*病気を抱えているため、健常者よりも苦しい生活を送っています。一部には突出していた才能を有していなかったため、努力をしなかった自分のせいかなと思うことはあります。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. コンビニのおでんの方向性が変わる
  2. 市町村合併と「学校の閉鎖」の関連性
  3. コラム:『質の低い国・ニッポン』
  4. ナイキが新高速シューズ(アルファフライ)をデビューさせるかもしれ…
  5. 京阪電車で一本だけ設定されたプレミアカー同士の連絡
  6. 大阪のコロナウイルス新規感染者が1000人を突破(2021年4月…
  7. 誰も投票したくない選挙に意味はあるのか
  8. 「新型コロナウイルス感染症(COVID19)」という問題について…

おすすめ記事

榊原哲也『医療ケアを問いなおす-患者をトータルに見ることの現象学』(ちくま新書):ケアを考えるシリーズ2作目

現象学的な視点のすすめ著者は哲学の一分野である現象学を専攻する学者で、タイトルからも分かるように…

挫折の乗り越え方

誰にでも失敗や挫折はあると思います。そこから立ち直るには、何が大切かをお伝えしたいと思います…

犬と猫の性格差①~②

昔は犬も猫も狩りをして生きてきました。もともと犬と猫は同じ肉食類という『肉食哺乳…

人の見えかた

人は、同じ人であっても、人に対する見かたは変わるものです。その人…

誰かのためではなく自分のために頑張る

 他人に何かを指示されたとき、面倒だと思うことはないだろうか。 第三者のためにや…

新着記事

PAGE TOP