人生

1パーセントのひらめきと99パーセントの努力は間違った解釈が広がった

 

 成功するためには1パーセントのひらめき(才能)と99パーセントの努力といわれる。

 世間では文字通りに受け取られているけど、最初に口にした人間の解釈は異なるとされている。エジソンは1パーセントのひらめきすらできない人間が、99パーセントの努力をしてもエネルギーを無駄をしているだけということをいったようだ。エジソンは、世間が努力を美化したことを残念がっている。(wikiなどにも掲載されている)

 ひらめきを生み出すためには、日常の精進も欠かせないと同時にいっている。10000通りのうまくいかない方法を試して、正解を導き出す。そのための時間を惜しんではならないという意味も含まれている。

 個人的には、エジソンの言葉の方がピンとくる。99パーセントが努力でどうにかなるのだとすれば、全世界の人間が天才になる権利を有していることになる。99パーセントの努力よりも、1パーセントのひらめきが勝るからこそ天才が生まれると考えたほうが無難である。

 ひらめきのための努力も重要だと思う。インスピレーションは努力した中から生み出していく。のんびりとぬるま湯につかっているだけでは、新しい発見をすることはできない。

 エジソンは死ぬまで、1日に16時間を研究に費やしたといわれる。1パーセントのひらめきは、彼の大きな遺産といえるのかもしれない。

 ひらめくためには変人であることが重要な要素。発達障碍などで苦しんでいる当事者は、最大のチャンスであると切り替えるのも面白い。歴史に名を残せるような、当事者が誕生することを心待ちにしている。

 

*他にも意味が変わってしまった言葉はあると思います。いろいろと調べてみると面白いかもしれません。知識を増やすことで、見えるものが変わってくるでしょう

 

文章:陰と陽

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