今回はネコに食べさせても良い果物について取り上げていきます。与え方を間違えると病気にかかることもあるので、注意点も簡単に記していくようにします。
リンゴ(ビタミンC、カルシウムなど)
ネコにとって便秘解消、尿石症の予防効果を見込めます。
与える場合はリンゴの種、茎、芯などを取り除くようにしましょう。皮を与える場合は無農薬を選択するといいです。そのままよりもすりつぶす、リンゴジュースで与えると消化が良くなります。
リンゴジュースは市販ではなく、リンゴをそのままミキサーにかけましょう。(塩、砂糖などは不要)
アレルギーの場合は与えるのを避けましょう。
ナシ(食物繊維、カリウムなど)
便秘解消効果を見込めるものの、与えすぎると下痢になります。
皮を剥いて種は取り除きましょう。食べやすくするために小さくカットすることも重要です。
缶詰は糖分が多いため、避けた方が無難でしょう。
バナナ(ビタミンB6、ビタミンCなど)
便秘の状態を解消し、胃腸を整える効果があります。
すりつぶす、細かくカットしてあげるようにしましょう。
糖尿病である猫には与えない方がよいとされています。
アレルギーを持つ場合もありますので注意しましょう。
バナナジュースにする際は、ヤギミルクやヨーグルトを混ぜるようにしましょう。市販の牛乳だと、嘔吐、下痢に繋がります。
メロン(ビタミンC、カリウムなど)
栄養素が満点なのであげると効果的です。ただ、肥満になるので量はほどほどにしましょう。
果実、種などは問題ありませんが、皮は与えない方が無難です。胃腸炎、消化器官の破壊につながります。
メロンパン、メロンアイスなどはNGとされています。
スイカ(ビタミンC、ビタミンB6など)
夏バテの猫に効果があります。
種、皮は消化できないため、胃腸に負担をかけます。
アレルギーを持つ場合もあるので気をつけましょう。(心臓、腎臓に病気があった場合は与えないほうがよい)
桃(ビタミンC、ビタミンEなど)
皮を剥いて、種を取り除きましょう。柔らかくともカットした方が無難です。
缶詰は避けた方が無難でしょう。
アレルギーを持つ場合もあるので、少量から与えてみましょう。
*いずれも場合も食べすぎには注意しましょう。適量を与えないと、マイナスの効果を及ぼしてしまうことになりかねません。
文章:陰と陽