福祉・医療

障碍者の一部は職場に居場所を確保するので一杯一杯

 

 障碍者(先天性タイプ)は職場で居場所を作るので精一杯、そういう人も少なくないのではなかろうか。

 障碍者(知的障碍、精神障碍、発達障碍)には失言癖、多動性、能力の低さ、傍若無人な振る舞いなどによって大多数の一般人の評価を下げる人もいる。そういう人たちにとって、安定した居場所を作るのはかなり難しいといえる。上司に褒められるより、いつクビを言い渡されるかといった心理に陥りやすいため、楽しく働くといった心境に持ち込めない。

 個性色が強かった場合、ルールを守ることすら困難を伴ってくる。脳にそぐわない行動を繰り返すことによって、莫大なストレスを蓄積。楽しさの百倍以上の苦しさを抱えることになる。

 癖の強さによって、職場で仲間を作るのも難しい。職場の端っこに追いやられ、メンタルを病んでいくことになる。(一人でも親しくしたいと思う人間がいれば、状況が大きく変わることもある)

 筆者は最初の職場で大失敗したからか、職場で満足感を感じることができなくなった。楽しくないと思っているからこそ、退職していくのも早い。仕事は楽しいものだと思えるようになれば、もう少しは続けていけるのかな。

 定年と呼ばれる年齢に到達するまで、一度たりとも職場でいい経験をすることなく終わる。生まれつきの障碍を抱えたものは、その宿命から逃れられないのかもしれない。 

 

*個人差があります。障碍者であっても、活躍の場を得ている人もいるので一概にはいえません。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者が仕事をする際に気をつけたい7つのポイント
  2. 障碍について理解を深めると
  3. 障碍者支援で思うこと
  4. 障碍者へのアンケートを行っている市もある
  5. A型作業所にて施設外で勤務する障碍者は一般でやっていけるのではな…
  6. 【難病について②】『仕事と治療』両立の難しさ。
  7. 社会的弱者をコロナウイルスの脅威から守ろう
  8. 医療関係者は国家試験に合格する前提で採用されている

おすすめ記事

藤井聡太七冠は前人未到の八冠を達成できるのか

文章:Photo credit: nakashi on Visualhunt.com藤井聡太七冠…

怖い話『外の世界の子供たち』

ある日曜日の昼下がり、散髪屋での出来事。店主が小学生の男の子の散髪をしていました…

勝南桜が連敗記録を更新(2021年3月26日)

 各界の最弱力士といわれている、勝南桜が7番相撲に敗れ、90連敗となりました。これま…

【サッカー】今回のワールドカップでジャイアントキリングが多い理由

【サッカー】今回のワールドカップでジャイアントキリングが多い理由今年のカ…

障碍者支援員の大半は自粛警察と変わらない・・・!?

 障碍者の支援員だから、「自分のことをわかってくれる」と考えている利用者は多いのでは…

新着記事

PAGE TOP