Jリーグが開幕しました。
JリーグにはJ1、J2、J3があります。数値が小さくなるほど、上位のリーグということになります。3つのリーグについて簡潔に説明します。
J1
現在で18チームが所属しています。(2020年現在)
ホーム&アウェイ方式で34試合を戦い、勝ち点を最も多く取ったチームが優勝となります。
原則として下位2チーム(17位、18位)が降格(*1)、16位がJ2とのプレーオフを戦います。(勝利、引き分けで残留、負ければ降格)
J1に昇格したばかりのチームが壁に跳ね返されて、一年でJ2に逆戻りということがよく起こっています。J1,J2には選手のレベルに大きな差があるのだと思われます。
J1参戦の条件を満たしていない場合、(一定ラインを満たしていない)強制的にJ2に降格させられることもあります。
横浜FCがJ1に昇格したことで、最年長記録更新が確実視されています。
J2
J1の下、J3の上のリーグとなります。現在は22チームが所属しており、年間42試合(ホーム&アウェイ)を戦います。
原則として上位2チームがJ1昇格(*2)、3位~6位のプレーオフを勝ち抜いたチーム(引き分け時は上位が優先)が、J1の16位と入れ替え戦を行います。(勝利すれば、J1昇格となります)
J1とのプレーオフは不利な条件で戦うため、近年は壁に阻まれています。
なお、下位2チームはJ3に降格することになります。
Jリーグの定められていない基準を満たしていない場合も、降格となることがあります。
入れ替えの影響なのか、近年はJ2の多くのチームがJ1を経験している状況となっています。
J3
J2の下のリーグです。現在は19チームが所属しています。
1位、2位になった場合(*3)、J2に昇格します。(U23のチームが上位になった場合は繰り上げとなる)
現在は降格制度はないものの、将来的に設けられる可能性もあるようです。
*1 J2の上位2チーム(自動昇格ライン)にJ1ライセンスを持っていないチームが入った場合、降格基準が変更となります。(J1の降格チーム数が減らされます) J1ライセンスを取得していないチームが1、2位を独占すると、自動降格枠はなくなります。
*2 J1ライセンスを所持していないチームは昇格条件を満たしても、J1に昇格することはできません。
*3J2ライセンスを所持していることが条件です。そうでない場合、昇格することはできません。(J2の降格チームが同時に減らされます)
文章:陰と陽