デンタルフロスは絹糸や合成繊維などの繊維を用いた、歯間の歯垢や食片を除去、清掃する細い糸をさす。 歯ブラシだけでは歯垢の除去50~70パーセント程度にどとまる。デンタルフロスを使用することで、90パーセント程度まで歯垢を除去でき、虫歯、歯周病などを予防できる。口臭、詰め物などの除去にも有効とされる。
デンタルフロスの頻度としては1日に1回が望ましいようだ。歯垢は2~3日で石灰化が始まり、取りにくくなる。その前に除去することで、歯垢がたまりにくくなる。
デンタルフロスの糸がなかなか歯に入らないという体験をした人もいるだろう。そういう場合、細いタイプを用いるとうまくいきやすくなる。市販でいろいろなタイプが売られているため、個人に適したものを探してみよう。(歯質によって適したタイプは異なる)
高齢化しても自分の歯を保つために、日常のケアを念入りにしたいところ。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスで歯垢をきっちりと落とす習慣を身に着けよう。
文章:陰と陽