就労

ハローワークに配置されたサポーターの是非

 

 ハローワークに雇用トータルサポーター(精神障碍者向けの就職相談)が配置されました。

 メリットとデメリットを以下にあげます。

 

 メリット

*無料で相談に乗ってもらえる。

*精神科におけるケースワーカーのような役割を担っており、就職のことを中心に話できる。(あちらは生活のことが中心になりやすい)

*ハローワークの担当者とやり取りをすることで、就職への支援が行いやすくなる。聞いた直後なので、きっちりと伝わる確率も高くなる。精神科のケースワーカー、就職支援センターなどでは個人情報の関係でやり取りがスムーズに行きにくいのが欠点。時間が経過するにつれ、情報が正しく伝わりにくくなる。

*一度きりの相談も可能(合わないと思えば、次回からはキャンセルすればよい)

 

 デメリット

*休日は休みなので、仕事をしていると利用しにくい。(求職者向けであり、就職している人は対象外なのかもしれない)

*相談相手が相談内容の話を理解できているのか疑問。(早期退職、人間関係でつまずくなどといったことを本当の意味で理解できているのかわからない)

*人数がいっぱいの場合、予約をなかなか取りにくくなる。(精神科以上に顕著になるかも)

 

メリット、デメリットの双方がありますが、相談したいことがあれば活用してもいいでしょう。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者割引よりも障碍者の収入アップにつなげてほしい
  2. レンタル障碍者制度について
  3. 障碍者の雇用保険(失業給付)
  4. 配偶者のいる障碍者はA型作業所、B型作業所、就労移行などを利用し…
  5. 就労定着支援を行っている就労移行事業所を利用しよう
  6. 健常者は障碍者にベターを目指せといいながら、やっていることは全く…
  7. 睡眠導入剤の副作用の説明
  8. 障碍者総合支援法(令和3年)

おすすめ記事

怖い話『手伝ってくれた人』

水道工事会社でバイトしていたときのこと。その時、わたしは倉庫で用具の整理を頼まれ…

自分のやりたいことを見つけよう

自分のやりたいことが明確な人は幸せでしょう。皆さんは、自分のやりたいことが明確ですか?…

高校教師シリーズ

『先生のあだ名』とある高等学校に勤めるユニークな講師陣の「ささい…

精神安定剤の服薬をやめよう

 精神障碍などで精神安定剤を飲んでいる人は少なくない。今回はそういった人たちに向けて…

『終わる…』―世界が終わるとしたら―

世界が…明日で終わるとしたら…貴方なら……

新着記事

PAGE TOP