福祉・医療

バリアフリー法の改正(今後の課題)

 

 政府がバリアフリー法を改正することで、障碍者が利用しやすい宿泊施設、飲食店などの認定制度を創設する方針を固めました。小学校、中学校などではバリアフリーの設置を義務化するようです。

 身体障害者が気軽に利用できるようになるものの、課題も多く残されています。それを下記にあげます。

 

 課題

  • バリアフリー代にかかった費用が宿泊代(一般向け)に転化される可能性がある。その部分の折り合いをどうつけるのか。
  • 企業名が公表されると、宿や飲食店の人離れが進むリスクを伴う。
  • バリアフリーが設置されても利用されるかわからない(自分が障碍者だと知られたくない人もいる)。
  • 一定の収入があることが前提のシステムであるため、貧困層向けではない。(生活でいっぱいいっぱいの人とは無縁)
  • 企業の利益に直結しかねない(一人に手をとられることで、回転率が悪くなる)

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 障碍者が一般会社で働く難しさ2
  2. 障碍者として生まれたために失ったもの
  3. メンタルヘルスを対象とした事業所の紹介(沖縄県)
  4. 障碍者枠はブランクよりも能力を重視することもある
  5. 樺沢紫苑著『精神科医が教える病気を治す感情コントロール術』あさ出…
  6. 社会的弱者をコロナウイルスの脅威から守ろう
  7. 精神疾患だと免許が更新されない場合がある
  8. 発達障碍は精神障碍2級の要素が強いように思う
PAGE TOP