生活

若者の語学力が低下している

 

 若者の語学力が下がり、主語と述語がはっきりとしない文章が増えているとのこと。ラインなどで簡単なやり取りを行っていることが、影響しているといわれる。

 新聞を読んでいて、「この公園には滑り台をする」という衝撃的な文章を見つけた。この文章で読み手に何を伝えたいのかさっぱりわからない。どんなふうに書き換えたとしても、「をする」という部分を使うのは難しい。「には」も文章からすると正しくない確率が高い。「この」の部分も混乱を招きやすい。どこの公園であるのかをはっきりと示した方がいい。自分だけがわかればいいのではなく、相手にきっちりと伝えることが重要だ。

 この文章の場合、一番重要なのは”滑り台”だと思われる。その部分をいじらずに、「この公園には滑り台をする」を伝わる内容にする場合、「××公園で滑り台を滑った」とすれば問題なく伝わる。「には」を生かすのであれば、「××公園には滑り台が×台ある」といった内容に書き換えると、誤解は生じにくい。

 技術の進化と共に人間力は下がっているような気がしてならない。一〇年後には日本語の概念を覆すような、文章が生まれているかもしれない。

 

文章:陰と陽

 

 

関連記事

  1. 熱中症予防のための水分補給で注意すること
  2. 京阪電車の2022年の正月ダイヤが発表
  3. 日本人は他人の足を引っ張る天才
  4. タイパ(タイムパフォーマンス)
  5. 海苔の種類は関西、関東で異なる
  6. JR西日本が減便を実施
  7. インターネットにおける、コメント欄の是非を問う
PAGE TOP