福祉・医療

いじめ保険とは?

 

 「いじめ保険」という制度がある。

 いじめを受けたから保険金を受け取れるわけではない。加害者、学校などがいじめ問題の解決に消極的な場合、弁護士をつけられる制度である。第三者の介入によって、いじめを解決しようとするのがいじめ保険の目的となる。

 学校への不信感からか、加入する親は増加傾向にあるようだ。お金をかけたとしても、自分の子供を守りたいというのが伺える。金額も数千円程度と安いため、大きな負担とはならない。

 弁護士が手助けしてくれるというのは、一見するといい制度に見えるけど、デメリットも大きいような気がする。子供のやり取りに第三者が介入することで、クラスメイトから避けられてしまうリスクが上昇する。感情のこじれから、学校に通いにくくなることも想定される。

 一時的な解決によって、永久的な問題が生み出されるのであれば本末転倒だ。ものごとを放置しておいた方が、被害が少なく済むというのはよくある話だ。使いどころが非常に難しいといえる。

 今年度から始まった「いじめ保険」がどのように推移していくのかを見守りたい。一〇年後、二〇年後には実を結んでいるといいな。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191002-00050043-otonans-soci

©背景に学校不信? わが子のいじめに備える「いじめ保険」人気、心配な親は加入すべき?(オトナンサー) – Yahoo!ニュース

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 利用者と支援者の距離感【障碍者編】
  2. 障碍者福祉における支援者側の課題
  3. 障碍者は身の丈にあった仕事を探そう
  4. 社会的弱者をコロナウイルスの脅威から守ろう
  5. パートナー、心を寄せられる人が一人ずついればいい(障碍者向け)
  6. 「共感力」は意思疎通のツールだが限界もある
  7. 障碍者支援は「営業事務職」の側面が強い
  8. 樺沢紫苑著『精神科医が教える病気を治す感情コントロール術』あさ出…

おすすめ記事

『全然響かない!』―綺麗事って並べて何が言いたいの―

もう…綺麗事なって…聞きたくない。&nb…

「尼うぇるフェア」の即売会に参加しました

尼崎市内の障害者事業所の有志が参加している即売会が、市役所内で定期的に開催されます。…

【夏の甲子園】大阪勢が夏2連覇!

 夏の甲子園決勝が行われ、履正社が星稜に5対3で勝ち、春夏で初の栄光を勝ち取った。…

『最低の人間…』―最低の人間が近くにいてごめんなさい―

最低の人間と…言われた人間は…心が崩壊した。…

【 Spotify 】2022年の年間ランキング発表!【国内編】

183の国と地域で4億5,600万人のユーザーが利用する、世界で最も人気のあるオ…

新着記事

PAGE TOP