福祉・医療

障碍者が会社で居場所を確保するためには

 

 障碍者が会社でうまくやっていくコツ、それは余計なことをぺらぺらとしゃべらないことである。同僚と仕事の話をする程度にとどめておくと、居場所を確保しやすくなる。

 一部の障碍者は場に添った適切な発言を非常に苦手としている。安易に口を開くことで、周囲に迷惑をかけてしまいかねない。失言癖があると自覚しているのであれば、きつくチャックを閉じるように心がけたい。

 当事者は距離感も苦手としている。相手と接近しすぎないように注意しよう。「親しき仲にも礼儀あり」というように、限度を超えると嫌われてしまいかねない。

 能力が低い場合は素直さを身に着けたいところ。迷惑をかけている状態で、反抗的な態度を取ると堪忍袋の緒が切れてしまいかねない。同僚の意見にしっかりと耳を傾けよう(奴隷になれというわけではない)。

 他にもいろいろとクリアすべき課題はたくさんある。一つ一つクリアしていくことで、良い環境を作り上げていきたい。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍によるハンディを理解する
  2. 平熱であってもインフルエンザにかかる
  3. 発達障碍で障碍者手帳を取得するまでのプロセス
  4. 歯は虫歯にならなくてもしみる
  5. 障碍を打ち明ける難しさ
  6. 発達障碍は大人になってから気づくことが多い
  7. デイケアのプログラムについて【障碍者編】
  8. ちくま新書の「【シリーズ】ケアを考える」

おすすめ記事

命の浄化

思いやりをもって生きていきたい。自分の事を大切にして…

6割程度の対人関係を目指そう【障碍者編】

  対人関係に限らず、ものごとは60パーセント程度がよいといわれている。あまりやりす…

『変わるもの』

かわってゆく 空の色もかわってゆく 人の心も「見えるもの」と…

休場を続ける横綱を強制的に引退させる制度が必要

 鶴竜が3月場所を休場します。理由は稽古中における怪我のようです。…

障害のある方でも福祉関係の仕事で働けるのか⁉

 今回の記事は、実際に筆者自身も障害があり、介護職員になって働いた経験があるので、『…

新着記事

PAGE TOP