福祉・医療

目的とは反対に進んでいる【障碍者編】

 

 就労移行やA型作業所の本来の目的は、一般就労を目指すことにある。

 現実はそうはなっていないような気がする。就労移行などを利用することで、就職から遠のいてしまっている。そのような利用者は少なくないのではなかろうか。

 就労支援事業では利用者がいなければ、経営が成り立たない。それゆえ、居心地を重要視する傾向にある。よっぽど道から踏み外さない限り、注意すら行わない。

 利用者は何をしても許されると思い込み、態度がどんどん大きくなっていく。そうなってしまうと、一般就労は水の泡と消えてしまう。障碍者が会社に居づらいのは能力的な部分より、自己中心的な振る舞いによるところが大きい。会社のトップ、よほどの天才(自分しかできない仕事を持っている)でない限り、チームワークを乱す人は不要だ。

 きっちりとノルマを課さないのもマイナス要素。一般会社では時間内にきっちりと仕事をこなすことが求められる。その習慣を身に着けていないため、一般会社のやり方についていけなくなる。

 理想と現実のギャップの中で動いている福祉事業。就職を目指せる環境は作られていくのだろうか。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 2021年4月から病院で感染症対策実施加算金がかかる
  2. 兵庫県で条件付きで、フルタイム勤務可能なA型事業所の紹介
  3. 障碍者施設で長続きする人、すぐにやめてしまう人
  4. 事業所ごとの就職人数の掲載を義務化してほしい
  5. 精神科のケースワーカーで感じた、利点と限界
  6. 職場で様々な課題と直面する発達障碍者へのアドバイス
  7. B型作業所の工賃の差はあり、なし?
  8. 発達障碍支援で行われるのは人間否定、業務放棄

おすすめ記事

【全ては自分】

人は前だけを見て生きることは難しいだけど前を見ないと進めないことは事実な…

ショートショート『障碍者の闇』

 遠藤太郎は障碍者ゆえに他人とは異なる部分がたくさんあった。 周囲はそれが気に入…

福井健策『改訂版 著作権とは何か – 文化と創造のゆくえ 』集英社新書

福井健策『改訂版 著作権とは何か – 文化と創造のゆくえ 』最初…

お家で楽しめるひな祭り商品3選!

今年もやってきました桃の節句、ひな祭り!女の子の健やかな成長を祝う春の行事ですが…

怖い話『死んだのですか?』

仲間たちと海辺の町へ、ドライブに行ったときのこと。駐車場に車を停め、断崖を見に行…

新着記事

PAGE TOP