福祉・医療

第三者のために力を尽くしても認められない

 

第三者のために力を尽くしてきたのに、認められないことが多い。そんなふうに思ったことはないだろうか。

どうしてそうなるのかというと、自分本位の考え方しかできていないから。他人のために頑張ったつもりになっているにすぎない。第三者からすれば、ありがた迷惑なことを永遠と続けている人を評価するなんて現実的にありえない。

手を差し伸べたいと思うのであれば、まずは話の本質を理解するようにつとめてみよう。ちょっとでも疑問が生じたら、確認作業を怠らないのも重要だ。一つ一つの積み重ねが、感謝されることへとつながっていく。

大前提となるのは、第三者の真意を汲み取る能力を備えていること。相談に乗っても、頓珍漢なことばかりを話していたら、完全にそっぽ向かれてしまいかねない。課されるノルマは非常に高いレベルにある。

 第三者の力になるのは一見簡単そうに見えて、非常にハードルが高い。一日、二日では身につけられないスキルを要求されていることを念頭においておこう。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者はいじめに遭いやすい
  2. 薬の副作用でアカシジアになるとどうなるか
  3. 榊原哲也『医療ケアを問いなおす-患者をトータルに見ることの現象学…
  4. リーゼを減薬してみた
  5. 配偶者のいる障碍者はA型作業所、B型作業所、就労移行などを利用し…
  6. 利用者に暴力をふるう前に介護職をやめるべき
  7. 障碍者は職場で支援員(健常者)と親しくするのは難しい
  8. 広井良則『持続可能な医療─超高齢化時代の科学・公共性・死生観』(…
PAGE TOP