障碍者支援の場において、支援者から衝撃の本音を聞く機会があった。
・一つ目は知的障碍の女性に対する発言をピックアップする。
「俺はこういうところだと知っているから、ここにおいてはなにもいわない。ただ、一般企業であった場合、こんな奴の存在を認めない」
自分が知的障碍であった場合、そのようなことを思われながら生きることになる。
・他の場所では次のような発言がなされていた。
「知的障碍者だからしょうがないよ」
知的障碍イコール常識のない人みたいな発言を平然と行う。支援者は本音はそんなものかと思い知らされた。
・当事者としてこういう発言をされたこともある。
「体力がないくせに、偉そうなことをいうなよ」
身体を強くできない障碍者に対してあまりにもひどすぎる発言。当事者としておおいに心を傷つけられた。
共通点は障碍者だから大目に見ているのであって、一般と同じなら容赦しないということ。こんな考え方をしている人間に、誰が仲間意識を持つのだろうか。
ごくごく一部の一般人を除いて、心を開くのはやめることにした。一般人の多くは障碍者を対等とみなしていない。それなら、こちらもまともに接する必要なんて皆無だ。
文章:陰と陽