福祉・医療

障碍者支援の場において

 

 障碍者支援の場において、支援者から衝撃の本音を聞く機会があった。

 

一つ目は知的障碍の女性に対する発言をピックアップする。

「俺はこういうところだと知っているから、ここにおいてはなにもいわない。ただ、一般企業であった場合、こんな奴の存在を認めない」

 自分が知的障碍であった場合、そのようなことを思われながら生きることになる。

 

他の場所では次のような発言がなされていた。

「知的障碍者だからしょうがないよ」

 知的障碍イコール常識のない人みたいな発言を平然と行う。支援者は本音はそんなものかと思い知らされた。

 

当事者としてこういう発言をされたこともある。

「体力がないくせに、偉そうなことをいうなよ」

 身体を強くできない障碍者に対してあまりにもひどすぎる発言。当事者としておおいに心を傷つけられた。

 

 共通点は障碍者だから大目に見ているのであって、一般と同じなら容赦しないということ。こんな考え方をしている人間に、誰が仲間意識を持つのだろうか。

 ごくごく一部の一般人を除いて、心を開くのはやめることにした。一般人の多くは障碍者を対等とみなしていない。それなら、こちらもまともに接する必要なんて皆無だ。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 障碍の種類を絞って支援する事業所もある
  2. 障碍者、健常者の苦しみは異なる
  3. 支援者と利用者【障碍編】
  4. A型作業所の給料、B型作業所の工賃はどれくらいなのか?
  5. 発達障碍に向く仕事、向かない仕事
  6. 「自律神経訓練法」は、実行がほぼ不可能で意味もなく時間の無駄
  7. 障碍者は見えないところでお世話になり、見える形で被害を被る
  8. 障碍者手帳更新及び自立支援手続き費用の一部補助を行う地域がある
PAGE TOP