時事問題

電車の居眠り運転について考える

 

 JR東日本で社員の居眠り運転が発覚した。

 運転手の居眠りしていた時間は一五秒ほど。時間の長さにかかわらず、多数の命を乗せている電車において居眠り運転は許されない。今回はことなきを得たものの、乗客の命が失われていてもおかしくなかった。

 仕事中に睡魔に襲われることは誰にもある。根気で振り払って、仕事をしている。運転手も睡魔に打ち勝つことはできなかったのか。そこのところが大いに気になる。

 居眠り運転を自分から報告しなかったのも大きな問題。他人の命を預かっているという自覚が欠けているといわざるを得ない。乗客としては身の安全を軽視するような、運転手に命を預けることはできない。

 電車は日常生活と切り離せない重要な位置づけにあたる。運転手には他人の命を預かっているという意識を持ちながら、仕事に取り組んでほしい。一度、失われてしまった命は二度と戻らない。事故で誰かが悲しむ姿は見たくない。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 2021年4月から病院で感染症対策実施加算金がかかる
  2. 【海外ニュースウォッチ】コングロマリットのゆくえ【第一回】
  3. リンゴの一個当たりの価格が、一部の桃を上回る異常事態
  4. ラグビー日本代表のユニフォーム 本当は「単色」にしたかった!
  5. 脳性麻痺があっても前に進み続ける
  6. 銃(危害を加える道具)の規制に消極的
  7. コロナウイルスにかかっても外出する人の心理を想像してみる
  8. モラハラ、パワハラで障碍者の雇用形態に変化をもたらす

おすすめ記事

新型コロナウイルスで、何を思い?何をして過ごしていた?

現在、新型コロナウイルスで、緊急事態になっています。さて、今回の記事は…新型…

ショートショート『大きな世界に飛び込むのを応援する彼女』

 達也は物心ついたとき時から、絵を描くのが大好きだった。 他人にはなかなかいえな…

兵庫県伊丹市にある『伊丹市昆虫館』紹介

 「伊丹市昆虫館」は兵庫県伊丹市昆陽池3-1、昆陽池公園敷地内の昆陽池のほとりにある…

『ねぇ…』

君はどうして僕の元を去ったの?もっと、話がしたかった……&n…

自分の心の中にある「悪の生命」

人には愛するという心と憎むという心が同居しています。善の心と悪の…

新着記事

PAGE TOP