時事問題

電車の居眠り運転について考える

 

 JR東日本で社員の居眠り運転が発覚した。

 運転手の居眠りしていた時間は一五秒ほど。時間の長さにかかわらず、多数の命を乗せている電車において居眠り運転は許されない。今回はことなきを得たものの、乗客の命が失われていてもおかしくなかった。

 仕事中に睡魔に襲われることは誰にもある。根気で振り払って、仕事をしている。運転手も睡魔に打ち勝つことはできなかったのか。そこのところが大いに気になる。

 居眠り運転を自分から報告しなかったのも大きな問題。他人の命を預かっているという自覚が欠けているといわざるを得ない。乗客としては身の安全を軽視するような、運転手に命を預けることはできない。

 電車は日常生活と切り離せない重要な位置づけにあたる。運転手には他人の命を預かっているという意識を持ちながら、仕事に取り組んでほしい。一度、失われてしまった命は二度と戻らない。事故で誰かが悲しむ姿は見たくない。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 最低賃金は11年ぶりに据え置かれる確率が高い
  2. 3度目の緊急事態宣言の効果はあるのか
  3. 幼児遺棄事件
  4. 自分の立場を理解しないと痛い目に遭う
  5. 特定給付金詐欺に気をつけよう
  6. コロナウイルスが陽性だと言いふらす男性
  7. 3回目の緊急事態宣言の期限が迫る
  8. USJにマリオがやってくる

おすすめ記事

『ある行旅死亡人の物語』のご紹介

ある行旅死亡人の物語©毎日新聞出版本書は、取材した共同通信記者である武田…

B型作業所の工賃の差はあり、なし?

  沖縄県のB型作業所で、工賃を9段階に分けて支給しているのを発見しました。(事業所…

『性的少数者』ということ。

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.簡単に、今よく聞く言葉で言えばそ…

三菱USJがデジタル口座を導入しようとしている

 三菱UFJが紙の口座から、スマホやインターネットによるデジタルに変更した場合、先着…

『秘密の暗号』

あたしを…りかいしようとしてくれたから…がん…

新着記事

PAGE TOP