雑学

「食欲色」のお話

 

暑い日が続くと「食欲が減退」しませんか?
筆者は、最近食欲の減退を感じています。
そこで思ったのが、色の効果で食欲をコントロールすることです。

以前に、暖色系の色は食欲をかき立てる効果があり、飲食チェーン店などが、
暖色系を取り入れたロゴを使用していると聞いたことがあります。

調べてみると、食欲を促進させる色は「暖色系」減退させる色は「寒色系」でした。

暖色系」とは、「赤」「オレンジ」「黄色」など。
寒色系」は、「青」「紫」「灰色」などです。

ただ、「青」は単独では食欲を抑制しますが、「白」と組み合わせると食品を引き立てる色になるそうです。
なるほど、食欲をコントロールする「食欲色」があるようですね。

特に日本人は、欧米人と比べて、多彩な「食欲色」を持っているとのことでした。
例えば「白」と「黒」です。
欧米人は、黒い食材をほとんど食べないので「黒」を見ても食材だとは連想しないので、
食欲は喚起されないそうです。
日本人は「ごはん」と一緒に「のり」や「ゴマ」などを食べます。
「のり」を巻き「ゴマ」を付けた「おにぎり」が、おいしそうに見える時がありませんか?

やはり、料理には視覚が重要なようで、料理の色や器の色、盛りつけもポイントになるようです。

無作為に5店舗の「フランス料理店」と「懐石料理店」の料理の色数を調べたところ、
懐石料理がフランス料理より、平均1.5倍色数が多く、器の色は2.3倍多かったと書かれている本もありました。

食欲の減退を感じたら、懐石料理を食べに行くのも良いかもしれませんね!

 

文章:エムユー

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