コラム

「したいと思いまーす」じゃないんだ。「やる」んだよ!

実は僕には「テレビを能動的に観る習慣」というものがない事をひっそり主張しておきたい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

と、いうわけで、フジカワです。

今回の記事は、「この言い回しは、個人的にイラッとするよね!」とかいった話です。

みんなが発信できる。

さて。僕は「ネット歴35年」という古い人間ですので、インターネット以前のネットコミュニティ、なんてものも知ってたりします。

んが、それについて語り出すと、マジで一日ぐらいかかるのでやめときます。

しかし思うのが、今や誰もが「発信」できる世の中になったということ。すごいですよね。

その代わり、ちょっと勘違いした系の、承認欲求に凝り固まった人間が、たまに「やらかして」炎上しますよね。

アレの原因ってのは、ものっそいシンプルな話で、要は致命的なまでに「想像力」が欠けているわけですよ。因果を類推する力がないと申しますか。

僕は決して、炎上したその場へ行って、「祭りに参加」はしません。

ただ、「哀れな話よのう」と、まろやかな気分になるだけです。

素人でも面白い、が。

YouTubeとか、星の数ほどチャンネルがあります。分からない事は、とりあえず検索してみりゃ、何らかの結果がヒットするのがすごい。

その代わり、そりゃあ確実な情報もあるでしょうが、大半は、どこまでいっても「個人の主観」であり、うのみにすると、結構危険だったりします。

エンタテインメントなら、そんな事を気にする必要もないんですけども、どうにも個人的に気に入らない「法則」がある。

それは何か? イエス。配信者がなんらかを披露する際、「○○したいと思いまーす」と言うこと。

……おい。「思います」って言いながら、既に「やってる」じゃあないか? 「思う」ことと「やる」ことは、かなり違うぞ?

で、あるにもかかわらず、シーンごとに「したいと思いまーす」、「したいと思いまーす」。ぶっちゃけ、イライラします。

「したいと思います」と言ったときには! 既に行為は完了しているんだ! 「やりました」なら使ってもいい!(JOJO風味)

全部じゃないよ?

いえね? ひとしきり腐してはみたんですが、全部の動画がそうじゃあない。

ただ、なんでしょうね。「したいと思いまーす」を連呼しているタイプって、「逃げ道」を作ってるように思えます。

一発撮りの無編集なら、それも分かる話ではあるんですけども、編集の過程を経てなお、その言い回しというのは、どこか「覚悟」が足りない気がする。

もっとも、素人にそれを求めるな、と言われそうですけど、イラつくもんはしょうがねえだろコンチキショー!!(ところ構わず八つ当たりしていくスタイル)

まとめ

ってことで、まとめます。
まあ、僕ごときが言ったところで、「したいと思いまーす」系の配信がなくなることはないんですけども、既に「やってる」ことを「思いまーす」でぼやかすのは、素人であることを盾にしてるみたいで、なんか据わりが悪いよね? という。ああ、That’s偏屈。

そりゃまあ、「素人のガチ」って、時として玄人を凌駕することもありますが。

みんなは、こんな面倒くさい年の取り方をするなよ!

んじゃまた。

 

文章:フジカワ

関連記事

  1. 人の苦しみのわかる人に
  2. 樺沢紫苑著『読んだら忘れない読書術』サンマーク出版
  3. 小説:『自分の道(8)』
  4. 短編小説『どうしようもない男に鉄槌を下す時がやってきた』
  5. もちつけ
  6. ショートショート『障碍者の闇』
  7. 阪神タイガースは18年ぶりにセリーグ優勝できるのか(100試合終…
  8. 定形郵便物とはがきが来年の秋から値上げするかも
PAGE TOP