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奇祭『蛙おどり』が伝承される:小野原住吉神社(蛙の宮)の紹介

 

 「蛙おどり」とは、兵庫県丹波篠山市 今田町上小野原30にある小野原住吉神社で古くから奉納される『神舞い』の『田楽』で、『惣田楽』と『いず舞』の2種類が存在し、兵庫県の無形民俗文化財に指定されています。小野原住吉神社の蛙おどりは『新荘の轟八幡神社』の『もち祭り』と『沢田八幡神社』の『鱧切り祭り』と合わせて篠山の三大奇祭と云われています。

 

 蛙おどりの衣装は、鶴と亀を白く染め抜いた紺色の大広そでの素袍(すおう)と、同じく鶴と亀を白く染め抜いた紺色の袴をもちいます。稲の収穫を表現している惣田楽は竹で作った楽器「ビンササラ」と「太鼓」使い、「ヘーツ、ヘーツ、カエロ、カエロ」を上げ舞い跳ねます。

 田んぼに舞い降りた鶴が豊作に感謝の舞を表した、いず舞は大きく手を広げ大きく飛び跳ねます。

 

 蛙おどりが伝えられている「小野原住吉神社」は、鎌倉時代の終わり1317年(文保元年)に堺の『住吉大社』(全国の住吉神社の総本社)から分霊し、お祀りしたのが始まりです。蛙の宮とも呼ばれているのは蛙おどりと神殿の丘が古墳式でその形が大きなガマに似ているので蛙の宮と呼ばれるようになったと云われています。

 

 小野原住吉神社の鎮守の杜には大木が立ち並び、境内の奥には『かくれ杉』と言う神木があります。住吉神の分霊の際にこの杉の木の後ろに住吉神がお隠れになったので、この名が付いています。

 

 

文章:北山南河

 

画像提供元 https://foter.com/f7/photo/2997071954/2bb55f5c5e/

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