カジュアルスーツ流行の裏側を探る
昨今、在宅ワークが普及してきたこともあり、スーツを取り扱っている量産店やセレクトショップなどへ行くと、これまでのカチッとした型で仕立てられた「ビジネススーツ」以外にも、ゆったりした着心地で休日にも使えそうな着回しの効く「カジュアルスーツ」を取り扱っているお店が増えてきています。
テレワーク(在宅で仕事をする人)が増えてきた背景には、内閣府が構想している「ムーンショット目標」を視野に入れてのことで、これにより日本の経済をデジタル技術の側面から促進していく試みが、既に試験的に始動しているところでもあります。
つまり、こうした「デジタルトランスフォーメーション(DX)」技術を、国主導の下でインフラ整備に着手しており、実際の生活の場面で実用化するに伴って、自宅にいても仕事ができる環境整備が日進月歩的に進んできています。
カジュアルスーツの需要が延びてきた背景には、上記のことを念頭に置く必要があります。
ところで、カジュアルスーツがビジネススーツと差別化している点を挙げておきますと、
- 色やデザインが豊富
- 生地の自由度が増す
- スニーカー、ベースボールキャップ等との相性が良い
- ゆとりのあるシルエット
などです。(なお①~④の詳細についての解説は割愛します)
カジュアルスーツは、ビジネススーツ同様に、上下のセットとして売られているケースが多いのですが、シーンによってはジャケットだけを使用した「ジャケパンスタイル」にもマッチするようにできているため、使い勝手が倍増するのも、利点の一つに数えても良いかと思います。
カジュアルスーツは、時流に即したアイテムだと言えるので、一度、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
©カジュアルスーツがあればオンもオフも活躍。ビズスーツとの違いや選ぶポイントとは | メンズファッションマガジン TASCLAP
文章:justice
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