福祉・医療

A型作業所においては、まじめに仕事すると損をする

 

 A型作業所においては、まじめにやっていてもメリットになることは少ないです。理由を下記に書いていきます。

 既にご承知のように、物事は良い面と悪い面があります。今回は、日頃、話題に上がることのない負の側面に焦点を当てみました。

 内容は、あくまで筆者の個人的な意見です。

 

 どんなに頑張ったとしても給料が同じであることが多い

 一部の作業所では能力給などをつけているものの、大半の事業所では最低賃金に設定されています。労働時間についても基本的に4時間です。仕事を頑張ったとしても、高い報酬を得られるわけではありません。

 

 ごくごく一部では能力給、長時間労働を導入している場合もあります。同じ条件で働くことに不満を持っているのであれば、努力する意味のある作業所を選択してみてはいかがでしょうか。

 

 仕事のできない(障碍の重い)利用者の分まで働くことになる

 一般企業では能力のない人間は解雇されるのに対し、A型作業所は戦力外レベルであっても雇用され続けます。仕事のできる人に、しわ寄せが行きます。

 

 事業所はしわ寄せについて改善するつもりは一ミリもありません。一日ごとの疲労は蓄積していき、最終的には身体を壊すことになります。戦力外レベルの人間のために、身体を壊すなんてありえません。

 

 しわ寄せは当たり前だと思っているA型作業所の場合、一刻も早く退職した方が無難です。体を壊してしまったら、一般就労は絶望的になってしまいます。(通常時でハンデを持っているのだから、新たな病気を抱えるとさらに採用されにくくなるのは火を見るよりも明らか)

 

 まとめ

 A型作業所は一生懸命にやった人が損をするようにできています。上司に注意されない程度にやっておけばよいのではないでしょうか。

 

 本当に力を発揮したいなら、一般就労を目指しましょう。金銭の余裕、やりがいなどを感じることで、自分の心を豊かにできます。

 

文章:陰と陽

 

画像提供元 https://www.pexels.com/ja-jp/photo/macbook-imac-1029757/

関連記事

  1. 障碍者にとってのテレワークの良さ
  2. 2021年4月から病院で感染症対策実施加算金がかかる
  3. マシンガントークの傾向がある人
  4. 高次脳障害向けの支援を行う事業所を探してみよう
  5. 広井良則『持続可能な医療─超高齢化時代の科学・公共性・死生観』(…
  6. ミライロID(障碍者向け)というシステムがある
  7. メンタルヘルスの本の出版に携わるA型作業所
  8. 精神障碍者の自殺問題(大阪)について
PAGE TOP