医者が受けない『バリウム胃がんX線検査』を受けた方が良い理由は、検診無料クーポンもしくは検診費用補助で無償。もしくは安く検査受けられるから等々と、検査として精度にそれなりの有効性があるからです。胃の『内視鏡検査』（胃カメラ）に比べれば精度は落ちますけれど。

　医者のほとんどが、バリウム胃がんX線検査を受けないのには理由があります。内視鏡検査に比べ精度が落ちるからです。

これは内視鏡検査では、胃の『粘膜』表面に出来たガンが発見できるが、バリウム胃がんX線検査では、粘膜の内部まで進んだガンでないと発見できません。

両方とも異常が出てからではなく、検査を受けてのガン発見なので、早期ガンが多いですが、内視鏡検査でガンを発見した方が、治療法の選択肢や手術の身体的負担や予後や時間的余裕があります。

バリウム胃がんX線検査は、ガンが発見もしくは高い疑いが出たら、再度の検査のために内視鏡検査をしないといけません。二度手間で時間とお金を無駄に使ってしまうので、医者はバリウム胃がんX線検査を、ほとんど受けずに内視鏡検査をします。

では何故、バリウム胃がんX線検査が今現在でも行われている理由ですが、内視鏡検査で内視鏡を使っての検査は、医者でないと出来ませんが、バリウム胃がんX線検査は、レントゲン技師でも検査できるからです。

それでもバリウム胃がんX線検査を受けた方良い理由

　それでも、バリウム胃がんX線検査を受けた方が良い理由として、まずバリウム胃がんX線検査受けないより受けた方が、胃がんになって死亡する確率が減るからです。

　人間はめんどくさがりなので、無料や検査費補助がないと自発的に検査を受けようとしません。そして無料や安く検査を受けることが出来れば、貴方の健康意識が高まって健康的な生活を送り健康になる可能性があります。そして無料か安い胃がん検査は、各種コストの都合でバリウム胃がんX線検査が大多数になります。

　バリウムや発泡剤を飲んでレントゲン台に乗り、レントゲン技師の指示に従って撮影されるのは中々おもしろい経験です。一度やってみても損はないでしょう。

　無料や検診補助のある検査は、市町村等が行っていて対象者が多数なので、大きな医療機関や検診センターで行われます。

大病院なら、今はお洒落で美味しいレストランが院内にありますし、交通の便の良い所にある事が多いので近くに美味しい飲食店があるはずです。検査が終わった後、浮いたお金で美味しい物を食べて精神衛生の向上を図れます。

ついでに

　胃がん原因の多くを占めるのがピロリ菌による慢性胃炎からの胃がんです。胃がんの予防にピロリ菌の除去と云う方法もあります。具体的にですが呼気検査や尿検査をしてピロリ菌の有無を調べ、菌がいたら抗生物質等を飲んで除去します。健康保険が適用される場合も在りますし適用範囲も広がりました。但しピロリ菌を除去しても胃がんになる時はなります。

文章：北山南河