カスハラとはカスタマーハラスメント(Customer harassment)の略で、消費者(顧客)による自己中心的で理不尽な要求を意味します。
たとえば、ある商品を買ったカスタマー(顧客)が、商品を購入したお店に対して、クレームや暴言を繰り返す行為のことを指しており、近年、こうした行為が「迷惑行為」として取り上げられる機会が増えてきました。そうした背景も手伝って、この言葉(カスハラ)が頻繁に使われるようになってきています。
「土下座しろ」「家まで謝りに来い」など、お客の立場を利用してカスタマーハラスメントを行い、「暴言」や「恫喝」だけではなく「返金」「賠償金」「支払い拒否」など理不尽な要求をする場合もあるそうです。
カスタマーハラスメントによる被害の種類
長時間拘束
悪質なクレームなどカスタマーハラスメントにより、対応している従業員が長時間拘束されるケースもある。
中には数時間に及ぶクレームを繰り返し行うお客もいる。さらには「お引き取り下さい」と言っても帰らない不退去罪にも該当しそうな行為に及ぶ人もいる。
不当な金銭要求
満足出来なかった商品やサービスに対して金銭などを要求されるカスハラも存在している。
また、サービスを受けたにも関わらず支払いを拒否する、またはそれに近い発言や行動をする人もいる。
脅迫や威嚇
「誠意を見せろ」「家まで来い」などと脅迫されるケースや「大声で怒鳴る」など威嚇とも思える行為に出られるクレーマーも存在する。
場合によっては脅迫罪などに該当してしまうようなカスハラ被害もある。
SNSなどによる被害
カスタマーハラスメントを行う本人は勿論、その場に居合わせた方が面白半分に撮影しSNSなどネット上に公開するケースもある。
投稿を見たSNSユーザーが面白がって拡散などを行ってしまうケースも存在するらしい。
最後に
私が思うのはカスタマーハラスメントというのは犯罪が成立する行為だと思います。ハッキリ言わしてもらうと、道義的に見ても同じ人間だと思いたくないです。
https://business-textbooks.com/customer-harassment/
©悪質クレーマーによるカスタマーハラスメント(カスハラ) – 社会人の教科書
文章:椎名夏梨(しいな かりん)